バイク用語集
last update 02.09.30
あ |
アスペクトレシオ |
タイヤの高さと幅の比率を表す扁平率のこと |
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圧縮比 |
ピストンが最も高い位置にある時の燃焼室容積を1としたとき、最も低い位置の容積が何倍になるかを表す。一般的には、圧縮が高いほどパワーが出ることとなる。 |
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イエローライン |
サーキット内でコースとピットロードを区別する黄色の線のことで、横切ったりするとペナルティーとなる。 |
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ウォブル |
高速で走行中に起こる比較的周期の長い横揺れのことで、フレームのよじれなどの複雑な原因によるものが多い。 |
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エアクリーナー |
空気中の埃や塵をクリーニングするための装置。 |
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エントラント |
レース出場するために、参加申請を行ったもの。 |
か |
カウリング |
ライダーを風から守るためのもの、あるいは、空気抵抗を軽減させるためのもの。 |
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乾式クラッチ |
クラッチ板がオイルに浸っていないタイプのもの。オイルを掻き回すことによるフリクションロスが少なく、放熱性が良い。レーシングマシンに多く使用されている。 |
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乾燥重量 |
燃料・オイル・冷却水等を含まない車両のみの重量。 |
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逆バンク |
コーナーの半径が小さい割に、路面に傾斜が付いていないので、高速でコーナーリング中に逆にバンクが付いているような、錯覚を起こす。 |
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キャブレター |
ガソリンを気化し、空気と混ぜることでエンジン内で燃えやすくするための装置。 |
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キャリパー |
ディスクブレーキでは、キャリパーに油圧を送り、内部にセットされたピストンを押しだし、そのピストンがパッドを押すことで、ディスクとの間に摩擦を発生し、制動力を生む。 |
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ギャップ |
路面のつなぎ目などに出来る段差や、路面の凸凹のこと。 |
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クラッシュパッド |
サーキットで、ライダーやマシンの被害を最小限に押さえるため、ガードレールなどの前に置かれる、大きいスポンジ状のクッションのこと。 |
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クラッチ形式 |
ミッションの場合、ほとんどは「湿式多板コイルスプリング」を採用している。他に「乾式多板」「乾式単板」、クラッチ操作を必要としない「自動遠心クラッチ」やミッションのない「Vベルト無断変速」がある。 |
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クランク |
上下運動を、回転運動に変換するための機構。 |
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クリッピングポイント |
コーナーリング中にコーナーの最も内側に接近するところ。 |
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混合比 |
ガソリンと空気、ガソリンと潤滑油の混ぜ合わせる比率。 |
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コンパウンド |
タイヤのトレッドゴムの硬さのことで、グリップ力や耐久性の違いにより色々な種類がある。 |
さ |
最小回転半径 |
車両を直立し、ハンドルをいっぱいに切った状態で旋回したとき、前輪の描く円の半径。 |
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最高出力 |
ガソリンエンジンは、回転数によって出力の大きさが異なり、最高の出力とそれを発生させる回転数を表したもの。75sの物体を1秒間に1メートル持ち上げる力を1馬力という。 |
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最大トルク |
出力は時間あたりの仕事量を表すのに対し、トルクは時間に関係ない回転力を指す。つまり、一度にどのくらい重いものをもてるかを表す。 |
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最低地上高
| タイヤを除いた、最も低い部分を測定した数値。 |
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サスペンション |
走行中の路面からの衝撃吸収や、エンジンのパワーを有効に路面に伝えるための装置。 |
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シケイン |
高速コーナーなど、スピードが出過ぎて事故が起きやすい場所に、小さな切り返しを付けスピードを落とさせるための場所。 |
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始動方式 |
通常はキックペダルを押し下げる「キック式」とセルモーターの「セル式」。他には「押しがけ」やロープを引っ張る「リコイルスターター」がある。 |
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車両重量 |
燃料・オイル・冷却水等を含む全体の重量。車検証の車両総重量は、これに乗員の重さ55sX乗員数
を加えたもの。 |
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シリンダー |
直訳すると「筒」。この中をクランクと連結されたピストンが上下し、パワーを発生させる。 |
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シート高 |
静止状態で、シートの最も路面に近い部分を測定した数値。足付き性の目安となるが、シート幅等も関係するので、あくまでも参考データ。 |
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スイングアーム |
リアホイールと車体をつなぐサスペンションの一部のこと。 |
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ステアリング |
車体の方向を変えるための、役目を持った部分全体指す。 |
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スリップストリーム |
マシンを高速走行させると、後方に乱気流が生じ気圧が低くなり、そこに別のマシンが付くと、前のマシンが後ろのマシンを引っ張る力が働き、空気抵抗も軽減されるのでエンジンパワーを抑えて走ることが出来る。 |
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スプロケット |
チェーンを掛けるためのギアをスプロケットと言う。前の小さいフロントスプロケットと、リアフォイールのリアスプロケットの回転数の差を2次減速と言う。 |
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スペック |
車両の大きさや形式、重量、最高出力などのデータの事。 |
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ゼブラゾーン |
サーキットでコーナーの両脇にある赤と白の縁石のこと |
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全長 |
フロントタイヤの前端から、リアフェンダーの後ろ端までの長さ。 |
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全幅 |
車体の左右幅で最も広い部分の長さ。通常は、ハンドル幅であるが、エンジン幅である場合もある。 |
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全高 |
最も高い部分から(バックミラー除く)地上までの高さ。 |
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総排気量 |
エンジンの基本的な大きさを示すもので、シリンダー内を上下するピストンのストローク(移動量)とシリンダーのボア(内径)で決まる。 |
た |
ダンピングフォース |
ショックアブソーバの衝撃吸収力のこと。 |
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チャンキング |
高速走行することで、タイヤの表面温度が高くなったり、コンパウンドが柔らかいために発生する、トレッドの剥離のこと。 |
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ディスク |
「円盤」と言う意味で、一般的にはブレーキディスクのことを指す。 |
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テール・トゥ・ノーズ |
前走マシンのテールと、後続マシンのフロントタイヤが、付きそうな状態で走っている状態。 |
は |
ハイサイト |
コーナーリング中、リアタイヤが滑り始め、このとき慌ててスロットルを閉じてしまうと、タイヤのグリップ力が急激に回復し、マシンが突然起きあがってしまうこと。ライダーが、反対側に飛ばされてしまうこともある。 |
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パワースライド |
コーナー立ち上がりにスロットルを開け、リアにパワーをかけることにより、意図的にテールをスライドさせて曲がろうとするコーナーリング方法をいう。 |
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ハングオン |
コーナーリング中、マシンに掛かる遠心力に対するため、体をイン側にずらして走るライディングフォームの事。 |
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パワーバンド |
エンジン回転数の中で、最もパワーの出る回転域のこと。 |
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フェンダー |
泥除けのためのホイールカバー。 |
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フュエルタンク |
フュエルは燃料の意味で、つまり、ガソリンタンク。 |
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フロントフォーク |
フロントサスペンションのことで、形がフォークに似ていることからこの様に呼ばれる。 |
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ホイール |
本来は、タイヤを含めた全体を指すが、近年ではタイヤ以外を指す。「車輪」と言う意味。 |
ま |
マスターシリンダー |
油圧によって働くブレーキやクラッチの場合に使われる。レバーやペダルの動きを油圧に変える部分の事。 |
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ミュー |
摩擦係数のこと。路面のミューが低いほどタイヤが滑りやすい。 |
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ヨーイング |
コーナーを高速で走ると、マシンが首を振るように振られ始める現象のこと。 |
ら |
ラジアルタイヤ |
強度材が放射線状に組まれた構造をしているタイヤのこと。形状変化が小さいので、路面に対するグリップ力が強く、コーナーリング時の安定性が良い。 |
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ラジエーター |
タンクを細いパイプ状のもので結び、中に流れる温水を空気により冷却する役目を果たすもので、水冷エンジンの車で使用。 |
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リアショック |
リアショックアブソーバーの略。スプリングとダンパーが組合わさったユニットのこと。 |